Shaiya

オンラインゲームは星の数ほどありますが、その中でも韓国発の作品がその大多数の割合を占めています。一時期はそのネット環境の世界で、現実世界の行動を怠りすぎた結果死者が出るといった事件も発生したほど、韓国国内でのインターネット普及率は目覚しいものだった。

そんな韓国だからこそ、オンラインゲームの需要は日本とは比較にはならないほど発達している。そんな韓国発のゲームの中で、残念ながら既に日本語版は終了しているが、それでも巷のユーザー間では話題となった『Shaiya』をご紹介しましょう。

ゲーム概要

プレイヤーは先ずスタート時に二つのに大勢力の中からどちらか好きなほうを選択します。大きく分けて『光の同盟』と『怒りの連合』の二つがあり、その片方の同盟に加入してから、次にキャラクター作成に入ります。自キャラ作成時には難易度を四段階の中から選び、育成レベルを選ぶことが出来る。難易度が低いものを選択すると、育成時に様々な制約を受けることになってしまい中々育たなくなり、項難易度になるほど制約は少なくなってレベルが上がるときにステータスの上昇が大きくなる。また、HARD以上の難易度を選択すると、その難易度を選択していないと覚えることが出来ないようなスキルも存在している。ゲーム中は流血・暴力的・また性的表現が含まれた内容があるため、18歳以上推奨作品となっている。

同盟に登場する種族

2つの同盟が戦うことになるのですが、同盟だからといっても同種族で構成されているわけではない。ではこの『光の同盟』と『怒りの連合』の違いというのは何なのか。
ざっと説明すると、どちらの勢力も種族やクラスの名前は異なっているものの、大まかな性質はそこまでの差は存在しない。種族、もしくは職の人気にもよってくるが、戦場での不公平感を助長するような要素は存在しない。

光の同盟

光の同盟側のフィールドは明るいイメージで構成されており、緑が沢山生い茂るイメージが強い。

ヒューマン
近接戦闘に長けた種族。職業としてはファイターやディフェンダーといった近接職を中心的な役職としている。ファイターなどの戦闘タイプを支援するということでおうリーストを選択することも出来る。
まず『ファイター』は攻撃重視のクラスで剣を扱うことに慣れており、『ディフェンダー』は防御に長けている反面、攻撃力がファイターよりも劣ってしまうのだが、それを補うほどの防御力で、劣り役になることもできる。『プリースト』はそんなファイターとディフェンダーの二人を支援する役割なので、回復スキルなどを覚えることが出来ます。
エルフ
ヒューマンよりもやや華奢なイメージ内のエルフは、主に敏捷性と精神面に優れており、その二つを能力が鍵となっている。
先ず敏捷性を生かした職にすると、『レンジャー』や『アーチャー』になるといいでしょう。レンジャーはすばやさを生かせる軽量な装備を利用することになり、アーチャーはそのまま弓を使っての遠隔攻撃を得意とする。
精神面も能力的に高いことを生かして、『メイジ』につくのもいいだろう。メイジもそのままで、攻撃魔法を得意としている職である。
怒りの連合
怒りの連合のイメージとしては殺伐としたものが漂っており、基本スタイルの種族やモンスターがどことなく妖艶なデザインを用いている。
デスイーター
強靭な肉体を生かしたクラス構成を生かした種族で、近接攻撃を得意とする『ウォーリア』や『ガーティアン』、またエルフのアーチャーに近い『ハンター』といったクラスも選択可能となっている。
ウォーリアは完全近接型で、武器には片手斧、双斧、槍を使用して戦い、ガーディアンは体力・防御に優れており、その防御力からパーティーの主力的な盾的存在で、武器は片手斧・片手鈍器・両手鈍器を利用する。その一方でハンターは、遠距離戦を得意としており、武器は双斧・投槍・弓を使用して闘う。
怒りの連合においてはこの種族が戦闘の要となっており、前線ではこの種族が存分にその活躍を示せる大舞台でもある。
ヴァイル
エルフ同様、高い魔力に敏捷性を兼ね備えた種族で、その高い魔力を生かした職『ベイガン』または『オラクル』といったものから、敏捷性を用いて『アサシン』などを選択することが可能となっている。
ベイガンはメイジ同様攻撃魔法を多用する職で、オラクルは全く反対の回復支援スキルを習得できる。アサシンもレンジャー同様に敏捷性を最大の特性としているので、すばやい攻撃を得意としている。また暗殺者の通り、回避能力が高く、姿を消したり変装を得意ともしている。

大規模戦闘

Shaiya最大の魅力というのが、大規模な戦争システムといえるだろう。1,000人を軽く超すこともある戦闘シーンは迫力あるといえるでしょう。
具体的な戦闘の運び方としては、光と怒り、二つの異なる勢力が大概の国境線で行なわれ、1次国境線、2次国境線、3次国境線といった具合に戦闘を繰り広げていきます。
先ず初めに参戦することになるのは1次国境線で、それぞれの種族の開始エリアにある中心都市のポータルから入ることが出来、Lv.15までのキャラクターが自由に行き来出来る場所となっている。いくら参加できるからとって、初期レベルで参加しようものなら、待っているのは虐殺でしかないので、ある程度の経験をつんでから戦争に参加したほうがいいだろう。
このゲームの凄いところは、国境線で戦闘が行なわれているのならいつでも参加できる、というところだ。いうなれば24時間いつでも一定レベルの戦闘が行なわれているものはほとんど存在しないため、初心者からすれば経験を積み易いゲームといえる。

レベルが上がれば国境線も上がることができ、Lv.30までのプレイヤーが2次国境線に参加できるようになり、3次国境線になるとレベルに制限なく入れるようになるのだが、ポータルの場所がほとんど遠い場所に位置しているため、その間のフィールドには高レベルのモンスターが徘徊しているところを通り抜けなければいけないので、レベルが低いときには近寄らないのが身の為ということだ。
この三つの国境地帯に『聖物』と呼ばれる『女神の塔』が建てられており、この塔を破壊することで破壊に成功した勢力に利益がもたらされる、この戦いを『聖物争奪戦』と呼ばれている。

但し、この戦いには終わりという目処が一切無いため、塔を破壊したところですぐに建造されたらまた次の戦いが始まる仕組みとなっているので、ほぼ永続的に続くことになっている。それでも戦力と呼べる物がきちんと揃っているのであれば、いつでも戦闘を始めることが可能となっている。MMORPG作品の中ではかなり特殊な戦闘方法といえるかもしれない。さらに1次と2次国境地帯においてはレベルの制限が存在しているので、この二つで先ずは訓練をつむという事になる。その後、3次国境地帯に出向くことになると塔争奪戦以外の勢力と遭遇することもある。

また未知の仕様も隠されているといった要素も含まれていることもあいまって、高レベルになればなるほどゲームの楽しみがさらに増えていく。
そうなると低レベルの時はそれほど楽しめないのではと考えてしまうが、どの国境地帯においても参加人数には事実上、制限は存在しない。そのため光と怒り、2つの勢力から最大で1500人まで参加できる。実際には数十人体制での戦闘が繰り広げられているのが基本だが、高レベルになればなるほど戦闘参加人数が増えていくので、迫力ある戦闘シーンが楽しめること間違いなしだ。

18歳以上推奨の理由

オンラインゲーム『Shaiya』は成人推奨ゲームとなっている。つまりは、あんなことやこんなことが見られるのかということを意味してしまうのだが、そんなことをするゲームでは無いのでお心に留めてもらいたい。日本と韓国のゲームレーティングの基準は異なっているものの、日本でも韓国と同様に18歳以上推奨でゲームすることを進める形でリリースされていた。

ではどんなところが成人指定になる要因だったのかというと、戦争ゲームということもあって暴力的な描写はもちろん含まれている。もう一つは女性の裸体が多く登場するというところだ。エルフやヴァイルといったユーザーが使用することになる種族はもちろん、敵キャラの女性をモチーフにしたモンスターのほとんどが裸体で描かれているのだ。

近年の日本アニメ・ゲーム作品において裸体というものを当然のように使用している作品もあるため、日本のユーザーからしてみればそこまで気にすることでもないのでは、と思うのだがやはりその点はきっちりと規制をかける必要があるということだ。目の肥えたヘビーユーザーの中には未成年も当然多く存在している、その中にはいまさら裸体なんかでうろたえるわけ無いだろう、と思っている人もいるわけだがやはり審査する団体としては放置することはできないということだ。

若干の性描写以外に、暴力的な表現を含んでいる部分があるのだが、『Shaiya』ではこうした表現の方が成人指定作品と認定されたと思っていいかもしれない。段ジョンなどによっては残酷なイメージのオブジェクトが配置されている場所もあり、拷問が行なわれていた、もしくは行っているといったような場面、さらには天上から血液が滴り落ちるようなときもあるので、猟奇的な表現がここぞとばかりに使われているので、残虐性が強いと言える。こちらにおいても、そういったグロテスクなシーンがメインで展開されている『バイオハザードシリーズ』やホラーの名作『クロックタワーシリーズ』など、血の表現がたくさん使われているゲーム作品をやっているユーザーからすれば大したことはないかもしれない。

ただ、情操教育上問題がるとして考えている保護者もいるので、一般的な作品として考えるのは難しいだろう。大人向けの作品として考えてもいいかもしれないが、いくら大人でゲームの中の展開として考えているとしても、残虐なシーンの連続はさすがに萎えるものなので、必ずしもユーザー全員がこうした表現を見たいがためにプレイしていたということはないことを補足しておく。

ダンジョン攻略も目が離せない

MMORPGということもあって、戦争展開ももちろんのことだが、ダンジョン攻略といったクエストも魅力的だったという。プレイして気づくことはそのクエストの多さだ。

クエストの数は実に1000種類存在しているといわれており、その多くは指定されたモンスターを倒したり、配達したりといった誰もができる簡単なものになっている。中にはパーティを組んでいないと攻略することが出来ないような強力なモンスターの討伐も存在し、上位のアイテムを手に入れられるということ以外にも、それより先におくに進むために敵を倒さなければいけないこともあり、やり応えは十分だ。

MMORPGはソロプレイ、つまりは一人でも気軽に楽しめる点もあるが、ダンジョンに救っている一人では到底倒すことの出来ないようなモンスターも存在しているので、倒すためにはパーティーを組んで、さらに複数のパーティーと協力してモンスターを狩るといったことも必要になってくるので、容易には先に進めないようになっている。当然ながら、強力なモンスターであればあるほど、ドロップするアイテムも強力なものになっているので、レアアイテムを求めている人にとっては避けては通れぬ戦いと言えるだろう。

おまけ要素も楽しみ応え十分

主軸は戦闘だが、もちろんメインとは関係のない要素でも楽しみが存在している。レベルが上がっていけばいくほど、騎乗出来るペットも増え、アイテムも強化していくラピスシステムなどもその一つと言える。

キャラ作成時による難易度にもよってくるが、HARD以上の設定にしている場合、騎乗ペットに関しては2人乗りすることができるようにもなる。こうしたお遊び要素がふんだんに盛り込まれているので、人によって楽しみ方が千差万別といって様々なので、MMORPGの良さが存分に生かされている作品と言えるだろう。

残念ながら2012年11月13日に日本語版はサービスは終了しているものの、北米版の方は現在もサービスを継続中ということなので英語を全て読めるから問題ないという人にはお勧めのゲーム作品です。